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ネバーランドに居るときは、そこがそうだとは気が付かない

【05/03/23 5:50一部改変】
隊長のところで、キャリアに関するエントリーがあったが、↓の部分

でも、仕事の全体で見ると「その会社にとって必要」だけど「社会では価値として認めてもらえない」タイプのスキルと言うのは必ずどこかに存在してしまう。それに従事する人は、いくら創意工夫を傾け仕事に邁進したとして、辞めたあとで誰も拾ってくれないという結果になるわけです。

に、激しく反応してしまった(笑)

前職の編集者から今の仕事に転職するとき、いわゆるきゃりあちぇんじってヤツを試みたのだが、まぁ~これが厳しかった…。

同じ編集職やウェッブのクリエーター系の仕事なら、ホイホイとは行かないまでもけっこう可能性はあった。しかし、いまでGパンにTシャツだったヤツが、ネクタイを締めるような仕事(!?)を望む場合、(当然と言えば当然なのだが)まぁ~、これがメチャクチャ困難であった。

もちろん、編集者時代のキャリア・実績・人脈の不足、さらには年齢の問題などはあった。もしかして、そのような問題の方が大きかったかもしれない。

でも、それにしても、接触した人材会社の担当の評価が、おしなべて「編集者ですか、う~ん…」という感じ。で、紹介されるのは、およそ自分が望むのとは違う仕事(=それなら、辞めてね~よ)がほとんどだった。

もちろん、自分でもせっせとリクナビNEXTや新聞見て応募したが、今回はご縁がありませんでした、といういろんな会社のレターヘッドが集まっていくだけであった(不毛...)。

確かに、編集者は楽しい仕事だ。肉体的にはかなりシンドイが、

  • 知的好奇心を充足させられる
  • 新しいモノや情報に人より早く接触することができる
  • なかなか会えないような人、エッジの効いた人に出会える
  • (紙上だが)物作りを一からディレクションできる
  • 自分の仕事が形に残る(成果物を書店で見かける)
  • 給料もけっこうよい(今の給料との比較)
などなど、楽しいやりがいがある、という点は、100%間違いない。自分で言うのもなんだが、人も羨む部類の職種かもしれない。

でも、今の私には、前の仕事はネバーランド(←ネガティブな意味ではなく、編集者という仕事への私なりの賛辞を込めた表現)であるような気がしてならない。そこから出なければ、もちろん一生困ることはない。楽しく暮らしていけるだろう。

でも、もし外的要因・内的要因から、仕事に「ん!?」とか思い始めたときに、どうするか? もし、「ん!?」と思わなければ、間違いなく、いまでも編集の仕事を辞めさせられたり、飛ばされたりしない限り、続けていただろう。

でも、残念ながら私は、あれほど好きだった編集の仕事に、いくつかの要因から「ん!?」と思い始めてしまった…。

上記のいわゆる既得権益のようなものを捨ててまで、「ネバーランドから飛び出せるか?」。 それは、ホント難しいことだとと思う。何の仕事でも同じかもしれないが、でも編集という仕事は、私が感じる限り(だからあくまで自分基準)「ネバーランド度(!?)」が高い部類の業種なんじゃないかな、と思うからだ。

“飛び出しがい”はあった。

別に、そこから飛び出したオレって偉いだろって、話ではないのだが、でも、それでも、飛び出してみて初めて、世間の自分の対するひとつの客観的な評価がわかった、という点は、本当に大きかった。

ネバーランドにいる間は、自分がホントの意味で世間一般から客観的に評価されることはなかった。でも、転職市場に晒されてみて、自分はこれほど評価されない存在だったのか、ということを思い知らされた。

そして今、新しい会社で働き始めて、いわゆる前の会社の常識は、今の会社の非常識という場面に出くわすたび、いろいろ考えさせられ、荒波に揉まれ、さらにちょっと抗ったり(笑)しながら、徐々に今までなかった新しい側面を広げていけているような気がしている。以前なら、絶対に興味を持たなかったようなことに、興味を持ち始めたりとかね。

ある種の開眼ができたという意味では、前の会社での仕事(経験・出会った人々)にも、今の会社の仕事にも、とても感謝している。

よ~し、もっと頑張らなくっちゃ(^-^)/

【参考】
切込隊長BLOG(ブログ) 〓俺様キングダム: 働く人のキャリアの作り方

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コメント

はじめまして。

わたしも出版社に勤めていたのですが、編集って典型的な
<「その会社にとって必要」だけど
 「社会では価値として認めてもらえない」タイプのスキル>ですよね。
よほどの類誌でなければ、たとえ同業社でも
そんなに評価されませんし(溜息。

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