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WinnyでCDの売り上げ下がらず?

モバイル社会研:Winnyで売り上げ下がらず? 研究成果発表(MSN-Mainichi INTERACTIVE)

田中辰雄慶応大学経済部助教授は「著作権の最適保護水準を求めて」との研究成果を発表。 WinnyがCDの売り上げの相関関係を計量経済学的に分析したところ、売り上げ減少につながっていないとの結果がでた。

調査はオリコン売り上げ上位30枚のアルバムとWinnyのダウンロード数をプロット。CDの売り上げが増えるほど、ダウンロード数も増えるという関係がわかった。これはダウンロードで売り上げが増えるわけでなく、人気があるからダウンロードが増えると推定される。

このため、ダウンロード数が売り上げに及ぼす効果を操作変数法を使って分離した。ダウンロード数の係数が有意に負になっていれば、CD売り上げ減少になっているが、推定値は0.879であり、両者の関係は見出せなかったという。

また、学生500人にアンケート調査を行い、1年に買うCD枚数を調査したところ、Winnyを使用前と使用後でも購入枚数に差がなかった。田中助教授は、「オリジナルがほしい人はコピーの有無にかかわらず購入し、コピーを利用する人はコピーを禁止されても購入するわけではない。両者の需要が違うため、影響はないのではないか」と分析した。

さらに、歴史的にみて、ビデオが出たときに映画産業から反発がでたり、レコードが出たときに音楽家がボイコットをしたと述べ、現在は著作権保護に重きが置かれ、適切な水準になっていないとした。そして、今後携帯電話がiPodのような音楽ダウンロード、視聴端末になるためにも著作権保護の適切な水準が必要であるとまとめた。

【参考】
モバイル社会研究所

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